
先輩社員インタビュー
企画職
1995年入社
プロユース企画部 品質管理課
製品の品質維持と改善


仕事内容を教えて下さい
現在は、品質管理課に在籍し、製品の品質維持や改善、また問題が発生した際の対応を担当しています。品質に携わる業務では、日常的に製品と接することが何よりも大切です。そのため、入荷品や在庫品の状態確認、不具合品の検証などを通して、仕様や通常の違い、計測・検証結果に変化がないか、常に気を配っています。
問題が見つかった際には、すぐに対応できるように日頃から準備を整えており、自部門で解決が難しい事案は、外部の試験機関と連携しながら、原因の究明と解決に努めます。
対応した問題や課題は、関係する部門にフィードバックし、再発防止や改善提案を行います。
品質を正しく判断するためには、製品の特性を理解することが不可欠です。素材、構造、接着、塗装など、関連する幅広い知識を学びながら業務にあたっています。現場作業とデスクワークを並行して進める必要があるため、時間のやりくりが難しいと感じることもありますが、それも含めてやりがいを感じられる仕事です。

タカショーを選んだ理由
前職ではインテリア関連の会社で工事や営業を担当しており、当社には中途入社をしました。今年で入社30年目になります。入社のきっかけは、会社訪問をした際に感じた、社員の皆さんの熱い思いです。当時は、まだ発展途上で不安定な部分もある会社でしたが、大きな目標や夢を語る方々が多く、「この人たちと一緒に働いてみたい」と強く感じたことが、入社を決めた理由です。Iターンでの就職だったため、最初は「えらいところに来てしまったなあ!」と戸惑いもありましたが(笑)、それでも今日まで続けてこられたのは、会社が着実に夢や目標をカタチにしていく力をつけてきたからだと思います。今では、しっかりとした基盤と人材も育ってきたと実感しています。まだまだ成長の種も多く持ち得ている会社なので、これからの未来も楽しみです。

仕事のやりがい
さまざまな製品や、それに関連する幅広い業務に携われることが、この仕事の魅力です。その分、業務量は多くなりますが、製品の外観だけでなく、データに基づいて判断する客観的な視点も求められるため、統計的な知識やスキルも身につけることができます。また、営業・開発・仕入先・製造元の方々など、多くの関係者と連携する機会も多く、自部門だけでは見えない現場の実態や、モノづくりの背景まで深く知ることができます。問題や課題が改善に至ったとき、関係者の方々の表情がパッと明るくなる瞬間には、大きな安堵感と、「やってよかった」という達成感を強く感じます。一方で、すぐには解決できない課題や、複数の案件を同時に進める必要がある場面も多いため、慌てずに地道に取り組み続ける姿勢と工夫が欠かせません。日々の積み重ねが成果につながったときに味わえるやりがいは、何にも代えがたいものがあります。


一日のスケジュール
8:30
始業
お問い合わせ内容の確認・対応や、クレーム・問題事案への対処方法の検討、作業の準備、打合せ、実績管理などを行います。日々の状況に応じて、優先順位を見極めながら柔軟に対応しています。
12:00
昼休み
13:00
作業
午後は、検品・検査や問題事案への対応、保守業務、部門倉庫の整理など、実作業が中心です。実際に製品を観察・分析し、必要に応じて測定も行います。作業内容が多岐にわたるため、効率よく進めるには、作業の順番やルートを事前に計画しておくことがとても重要です。
18:00
事後処理
検品や検査の報告書作成、見解書の作成、関連する特性や情報の調査、経費処理、お問い合わせへの追加対応などを行います。実作業で生まれた疑問点や課題について、深掘りしながらまとめを行う時間です。
21:00
退社
その日の業務の進捗状況によっては、作業が長引くこともありますが、確実に業務を締めくくるよう心がけています。


タカショーの好きなところ
社風は、過度に管理されて縛られるような雰囲気ではなく、どちらかというと自由で、自分の考えを持ってチャレンジしやすい環境だと感じています。真面目で熱心に仕事に取り組む社員が多く、そうした人たちに囲まれて働けることが、自分にとっても居心地がよく、長く続けられた理由のひとつだと思います。
近年では、組織体制や社内環境の整備が進み、従業員に対する配慮も高まってきたと感じます。例えば、多くの部門で残業削減への取り組みが進み、有給休暇も取得しやすい環境になってきました。また、本社はお庭の会社だからこそ、グリーンを取り入れたフリースペースが多く、心地よく過ごせる空間も魅力のひとつです。
また、若い世代の定着率も上がっており、新しい発想や柔軟な取り組みが生まれやすくなったことで、他社ではあまり見られないような独自性のある商品も数多く生み出されるようになっています。
変化を前向きに取り入れながら、成長していく社風が、この会社の魅力だと感じています。

社内のたくさんの緑に癒されます

就活生にアドバイス
就職活動ではできるだけ複数の会社を見て、自分が「やりたいこと」をベースに、「自分の性格に合った会社」を探してみてください。会社訪問での雰囲気や社員の様子、口コミなどから、ある程度はその会社の社風が垣間見えるはずです。
またイメージだけで会社を選ぶのではなく、その企業の強みや弱み、収益の柱になっている事業、過去の実績や財務状況など、客観的な情報にも目を向けてみてください。就職先は、これからの人生の多くの時間を過ごし、生活の基盤となる場所になります。後悔のないよう、じっくりと向き合って、自分に合った道を選んでくださいね!