
先輩社員インタビュー
企画職
1997年入社 / 文学部卒
プロユース企画部 プロダクトデザインセンター
商品の企画・開発


仕事内容を教えて下さい
私は、『プロダクトデザインセンター』という部署に所属しています。ここでは、プロユースで扱う商品全般の企画・設計・開発を行っており、私は主に、ガーデンファニチャー(屋外家具)の企画を担当しています。お客様が屋外で過ごす素敵な時間、その空間にはどんなファニチャーが求められるのか。市場調査やトレンド分析を行いながら、アイデアを形にしていきます。自分が素敵だと思う商品をお客様に使っていただきたいという気持ちを大切に、試行錯誤を重ねながら企画に取り組んでいます。

タカショーを選んだ理由
私は海が大好きなのですが、実家が海から遠く、「気軽に海を見に行ける場所に住むこと」に憧れていました。加えて、実家から遠すぎず、冬があまり寒くない場所という条件から考えたときに、「和歌山県」に行き着き、和歌山で働きたいと思うようになりました。和歌山の企業をいくつか検討する中で、「庭」というキーワードが身近でイメージしやすかったタカショーに興味を持ち、応募を決意しました。何の知識もない熱意だけで挑んだ就職活動でしたが、最終的に採用を頂き、幸運なご縁に恵まれたと感じています。面接時に対応して下さった社員の方々もとても親しみやすく、「これなら初めての土地でもやっていけそう」と思えたことも、大きな決め手でした。
「和歌山に住みたかった」——これが、私がタカショーに入社しようと思った一番の理由です。

仕事のやりがい
「新商品の説得力のある企画書を作り上げる」ことは、私にとって大きなミッションのひとつです。具体的には、市場や競合などを「調べ」、その内容を「分析」し、そこから導かれる要素を「組み合わせ」、商品に「落とし込み」、それを関係者に「伝える」というプロセスを重ねていきます。現在、この仕事に携わるメンバーは6名です。それぞれ得意分野が異なり、「調べる、分析する」が得意な人もいれば、「伝える」ことが得意な人もいます。インプットのために使うツールも、WEBからの情報、AI、経験、社内外の人脈などさまざま。そのため、企画書にも自然と個性が表れるのが面白いですね。こうして生まれた企画書の案を、チームで練り上げて仕上げていきます。異なる視点が加わることとで、企画の内容に厚みが増し、多様な価値観やバックグラウンドを持つ仲間の存在が、とても心強く感じられます。企画書の完成度によって、後工程の部署の取り組み方や進行のスムーズさがも変わってくるので、責任は重大です。そのため納得がいくまでブラッシュアップを行います。そして私たちが作り上げた企画書を起点に商品が形となり、後工程の部署の方々の協力を得て明るい船出を迎えたとき、大きなやりがいを感じます。


一日のスケジュール
8:20
出社
今日のスケジュールをざっくりチェック
8:30
朝礼
8:40
始業・メールのチェック
コーヒーを飲みつつ急ぎの業務、すぐにできるもの等をこなします。
9:50
会議の準備(移動など)
10:00
グループミーティング
報告だけで粛々と終わることも、議論が白熱することもあります。
11:00
ミーティング内容の整理
他部署への振り出し等を優先して行います。
12:00
お昼休み
自席でお弁当を食べます。同僚とおしゃべりして、午後に向けてリフレッシュ!
13:00
サンプル検品
サンプル検品のために、社用車を運転して倉庫に向かいます。
実物を見て触って、修正すべき点がないか調べたり、販促イメージを膨らませたり。私の大好きな時間です。
15:00
検品結果まとめ
事務所に戻って、検品結果をまとめます。
15:30
企画書作成・問い合わせ対応
企画書など、じっくり時間をかける業務に取り組みます。この間も、問い合わせや相談事には優先的に対応。
17:00
業務整理
今日やったことの振り返りと、明日のスケジュールチェック。今日中に終わらせないといけないことが残っていれば、残業申請。
17:30
定時
今日はちょっと残業して、企画書を仕上げます。
18:30
退社


タカショーの好きなところ
自社の商品を社員特別価格で購入できるのは、嬉しい制度のひとつです。私は屋外家具を購入し、自宅の庭で愛用しています。週末には「お庭ごはん」を楽しんだり、娘の勉強スペースとして活用したりと、日々の暮らしにしっかり馴染んでいます。自分が関わった商品を実際に使えることで、愛着もひとしおです。屋外家具は比較的お家に導入しやすいアイテムということもあり、他の社員の方々にも好評です。自社商品をリアルなユーザーとして体験できることは、仕事への理解やモチベーション向上にもつながっています。
あとは、服装がオフィスカジュアルなので、おしゃれな方のコーディネートを見るのが楽しみのひとつです。「今日は春っぽい服装だね」といった会話の糸口になり、コミュニケーションツールにもなっています。
私は、これまでに二度、産休・育休を取得しました。その際、上司や同僚が「おめでとう!」と温かく声をかけてくださり、業務の引き継ぎもスムーズに手配してくださいました。実際には業務の負担が増え、大変な思いをされた方もいたかもしれませんが、誰一人として嫌な顔をせず、快く対応してくださったことにとても感謝しています。復帰後も、子どもの体調不良や学校行事などで休みを取る際に、職場の理解があり助けられています。もちろん、事前に分かっている予定は迷惑のかからないよう段取りをしますが、急な対応が必要なときも、周囲がサポートしてくれる環境です。男女問わず、子育てと仕事の両立をしている人は多く、お互いに助け合う文化が根付いていると感じます。この環境を当たり前と思わず、支えてくださる方々や会社に感謝し、自分にできることで恩返しをしていきたいと心がけています。

社員割引で購入した屋外家具でお庭ご飯を楽しんでいます

就活生にアドバイス
私は、入社してしばらくの間、海外仕入れ(貿易)の仕事をしていました。英語が大の苦手だったため、かなり苦戦しました。正直なところ今でも英語は得意ではありません(笑)しかし、『購買』という要素はとても面白く、自分で考え工夫し、失敗を通じて問題点を見つけ、課題解決に取り組むなど、さまざまな経験を積むうちに「私はこの仕事が好きだ」と思えるようになりました。当時、その話を先輩社員にしたとき、「自分の仕事が好きだと言えるのは、とても幸せなことだ。好きではない仕事をやっている人も多いんだよ。」と言われたことを今でもよく覚えています。好きな仕事を選ぶことも大切ですが、「与えられた仕事を好きになるスキル」を身に付ければ、仕事の幅が広がります。視野を広く持って、長い目で見て、さまざまなことにチャレンジしてみてください。そういう意味では、「チャレンジできそうかどうか」という視点を会社選びの基準に加えてもいいかも知れません。
また、会社は生き物のように、時間とともに変化していきます。就活時に見た会社の姿が、10年後もそのままとは限りません。だからこそ就職して安心するのではなく、「これからこの会社と一緒に成長していくんだ!」という気持ちを持ち、柔軟に対応しながら社会人生活を楽しんでください!